4月22日(火) 3年生道徳授業「相撲を世界に」
各学年の道徳授業が今週からスタートしています。3年生の初回の授業は「相撲を世界に」。女子相撲のトップアスリートである今 日和(こん ひより)さんの半生にスポットを当てた資料でした。小学生相撲で全国大会に出場するようになり、自然と「世界で戦いたい。」と思うようになった今さん。しかし、中学生になると環境は一変します。専用の更衣室が無いなどの練習環境の不便さや進学や就職の困難さから、一緒に稽古をしていた女子選手が次々に辞めていってしまいました。今さん自身も男女の体格差の壁に直面しました。しかし、今さんは相撲を諦めず、自らを鍛え続け、ついに念願だった世界ジュニア女子相撲選手権大会の重量級に初出場し、優勝。翌年二連覇を果たしました。
「困難を乗り越えて自分がやろうとしたことを続けるために、大切なことはなんだろう。」
今さんの生き方を通して、生徒は互いに話し合いながら、自分なりの答えを見つけ出していました。