3月3日(月) 3年生ふれあい天文学
6時間目に国立天文台の水沢VLBI研究所から岩田悠平様にお越しいただき、ブラックホールについてのお話をしていただきました。中学校段階では、ブラックホールの存在については授業で触れますが、どのようにしてできるかなどについては、高校に入ってからの学習内容となるため、やや発展的な内容でしたが、皆興味を持って聞き入っていました。小笠原にもあるVERA小笠原観測k局、私たちは「VERA」とら略称で呼んでいますが、「VLBI Exploration of Radio Astromentry」が正式名称で、岩手の水沢観測局、鹿児島の入来観測局、石垣島の観測局と合わせて4か所で作る直径2300㎞のもなる、巨大な望遠鏡を作るプロジェクト名のことだそうです。小笠原諸島はテレビ局の電波もラジオ局の電波も飛んでおらず、無線を飛ばすタクシーも走っていないことで、電波観測に影響を与える電波がなく観測に特に適しているとのことでした。普段から当たり前のように星空が見えている環境がどれだけ貴重なものなのかを再認識するよい機会となりました。
