12月5日(木) 3年生道徳「電車の中で」
3年生の道徳では、「電車の中で」という資料を使った授業でした。主人公タケシは,電車の中で,女子2人が男性に席を譲る場面を見かけます。その1週間前,タケシは高齢者の席を譲る際の様々なトラブルを友達から聞き,しぶしぶ席を立っていると,高齢者の夫婦はそんなタケシの行為を勘違いし,タケシは予想外に感謝の言葉を受けました。2つの場面での女子2人の行為と心情,タケシの行為と心情とを比較することで,「本当の思いやり」とは何かを考えました。
授業ではこうした場面で自分自身がどのように判断し、行動するかを話し合いました。
「何も言わずに離れたら、他の人に席をとられてしまうし、声をかけて席を譲る。」「断られたら気まずいから黙って席を離れる。」「避けているみたいで失礼だから座ったままの方がいいんじゃないかな。」どの意見にもそれぞれに「思いやり」がありました。思いやることも大切ですが、それを目に見える行動に移すことがもっと大切であることを互いに確かめ合いました。