1.学校日記

6月18日(火) 2年生道徳「名乗り出なかった友」

 2年生の道徳では、「名乗り出なかった友」という資料を通して、「さりげない優しさ」について考えました。主人公「僕」は、部活帰りに友達三人が一人のお年寄りの女性を助けるのを見ました。その後、地域の民生委員さんから学校に連絡があり、友達三人の行動は、女性にとって大きな心の支えや感謝となっていたことを知ります。「僕」は、そのさりげない思いやりのある行動をとれなかった自分を悔いました。しかし、校長先生の話から女性や民生委員さんの思いを知り、心を動かされ、今度は自分が行動で示そうと意欲をもつという話です。

 授業は、生徒が話し合いやすいように座席の形を変えて行いました。「3人の友達がもし1人だけだったら、お年寄りを助けていたかな?」「『僕』が友達よりも先にお年寄りに出会っていたら、『僕』は行動できていたかな?」など、様々なシチュエーションを考え、生徒は活発に意見を交わすとともに、1人で行動することの難しさも話題に上がりました。「親切は大切」ということはわかっていても、なかなか見ず知らずの人に声を掛けるのは勇気がいることだと思います。今日の学びを活かして、相手の立場を尊重しながら、進んで思いやりのある行動がとれるように、チャレンジしていってほしいと思います。

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