5月29日(水) 1年生道徳「ふれあい直売所」
1年生の道徳では、「ふれあい直売所」という資料を通して、きまりを守る社会の在り方について考えました。本資料は、無人直売所で野菜を販売する主人公が、売り手と買い手に成立すべきルールが守られていない状況を不安に思い、無人直売所を続けていくかどうかを葛藤しながらも、ある親子の姿から、大切なことに気付き、無人直売所を続けていこうというお話です。
授業ではまず、無人直売所を行う販売者としての思いと、ルールを守らない人がいる現実との間で揺れ動く主人公の気持ちをじっくり考えました。そのうえで、「直売所が成り立つために必要なこと」について、互いの考えを交流しました。相手の気持ちを思いやること、みんなが約束やルールを守ることなど、たくさんの意見が交わされました。
ルールやきまりを守ることで、互いの信頼関係が深まります。生徒にはなぜそのルールやきまりを守ることについての意義を見つめなおすとともに、それらがある背景にも目を向けてもらえれば幸いです。