1.学校日記

4月25日(木) 3年道徳「風に立つライオン」

 3年生の道徳では、「風に立つライオン」という資料から、内なる弱さと向き合い、それを克服することで見出せる生きる喜びについて考えました。
 「風に立つライオン」は、歌手のさだまさしさんが実在した医師、柴田紘一郎さんをモデルに作った歌です。柴田さんは1971年から2年ほどケニアの診療所で医療に従事していました。歌詞の中では、アフリカの自然や人々の美しさと同時に、恋人を日本に残して過酷な環境で医療に従事することの大変さも垣間見られます。困難に立ち向かいながら、自分の使命を果たそうとする柴田さんの決意や生き様から多くのことを考えさせられます。
 授業では、生徒が場面に共感しやすいように、「みんながいつか家族や友達と離れ、小笠原を旅立つ時、どんな気持ちになるか想像してみよう。」と教師から発問がありました。進学や就職など、3年生には、これから先の人生で多くの分岐点があります。何かを犠牲にして自分の夢を追いかけるということはとても辛いことかもしれません。しかし、自分自身がよりよく生きるために、自分のしたいことに果敢にチャレンジできるような強くて素敵な人になってほしいと思います。
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