1.学校日記

4月18日(木) 2年国語「アイスプラネット」

 2年生の国語では、「アイスプラネット」(作:椎名誠)の学習に入っていました。この文章の中には何度も、主人公の叔父「ぐうちゃん」の表情が詳しく描かれる場面が出てきます。それはなぜなのかを考えることを単元の目標に設定し、この日は各登場人物から見た「ぐうちゃん」の印象についてまとめました。
 話し合いでは、「変わった人」「頼りになる人」「だらしがない人」など、登場人物によっても見方が違うと同時に、生徒によっても捉え方が違うことがわかりました。「そうした違いはどうして生まれたのだろう?」と教師から問いかけがあると、生徒は「なぜかというと…」と根拠になる叙述を見つけて説明していました。
今年度の国語の授業では、「自分で課題を設定し、解決する活動」をテーマに行います。日常の生活や教材の中で抱く「なぜ、どうして」という気持ちをきっかけに課題を設定し、その課題を個人や班で協働しながら解決していこうと考えています。また、コミュニケーションが特に必要な教科です。互いの意見を尊重できる気持ちや態度の育成にも力を入れていきます。
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