1.学校日記

9月3日(火) 2年生道徳「和樹の夏祭り」

 2年生新学期最初の道徳は「和樹の夏祭り」という地域の伝統の大切さをテーマにした資料を活用した授業でした。
和樹は小さな町に住む普通の少年です。町の夏祭りが近づくと、和樹とその友達、家族は準備に忙しくなります。祭りは町の重要なイベントで、みんなが楽しみにしている行事です。しかし、和樹は祭りの準備や参加に対してあまり乗り気ではありません。
物語が進むにつれて、和樹は祭りの準備を手伝う中で様々な人と出会い、彼らの努力や協力を見ることになります。特に、祭りの成功を支えるために奮闘しているボランティアや町の人々の姿に感銘を受けます。また、和樹は友達と一緒に祭りの準備をすることで、チームワークや責任感、他者への感謝の気持ちを学びます。祭り当日には、和樹は自分の役割を果たし、皆と一緒に楽しむことができるようになり、参加することの重要性や、共同体の一員としての役割を深く理解することができました。
 授業の後半では、「次の年の夏祭り、主人公の和樹はどのように参加すると思うか?」ということを話し合いました。「友達の住んでいる地域の祭りに参加する。」「自分の地域の祭りを復活させる。」「(祭りを)運営する側になっている。」「自転車などの整理や管理を担っている。」など、何かしらの形で祭りに関わろうとしている和樹の様子をどの生徒も浮かべていました。地域を活性化していくには、一人一人が地域の様々なことに関心をもつことが欠かせません。将来の小笠原の担い手として、今日の学びを活かしていってほしいと思います。
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