６月１１日（火） ２年生道徳「リスペクトアザース」
２年生の道徳授業では、「リスペクトアザース」という資料を通して、個性を尊重する社会について考えました。１０歳までアメリカで過ごした『僕（日本人）』は、現地の指導者から何回も「リスペクト アザース」という言葉を聞かされて育ちました。そんな『僕』は、帰国して通い始めた日本の小学校に違和感を覚えます。それは、みんなと同じであることをよしとする風潮でした。
授業では、「リスペクトアザース」とはどんなことかをじっくり考え、「リスペクトアザース」の精神が活かせる場面について話し合いました。互いの違いを認め、尊重し合うことは言葉でいうのは簡単ですが、行動に移すのは決して容易なことではないと思います。しかし、生徒からは、「自分とは違う意見も受け入れる。」「相手の気持ちを考えて、ミスをしても励ます。」「相手が話しやすいようにうなずき、表情を柔らかくして聴く。」など、優しさや思いやりにあふれた意見がたくさん発表されました。夏を過ぎれば３年生に代わり、小笠原中学校の中心となってひっぱっていく２年生。「リスペクトアザース」の心を大切に、これからも活躍していってほしいです。
